婚約者が既婚者

結婚を約束し交際を続けていた恋人が、既婚者でした。

それも、結婚相手と不仲という訳でもなくほのぼのとした結婚生活を続けながら、こちらもつまみ食いをしていた、といった形です。

探偵事務所に浮気調査を行なってもらいこの事実が発覚しました。

こういったパターンは男性に多いかと思われますが、当方が26歳男性であり、交際相手は29歳の女性でした。

この29歳との年齢ですが、当初は24歳だと偽っており探偵の調査により実年齢は29歳だと発覚しました。

女性は実に巧みに私を騙していましたし、そもそも、年齢や職業など、嘘であっても本人から伝えられると信じ込んでしまうのが人間です。

夜勤が多い不規則な時間帯に仕事をしている会社員だと伝えられていましたが、それは家族と過ごしている間に私に向けてカモフラージュをしやすいように、との嘘であり、実際は収入の良い旦那を持つ専業主婦でした。

私にはお金を要求してきませんし、ホテル代さえも割り勘であり、しっかりとした女性だとすら思っていたものです。

探偵に浮気調査を行なってもらった当初、実は自分でもまだ浮気をしているか否か、半信半疑でした。

働き者であり、一途な性格を装っていた彼女は息を吐くように嘘をついていましたが、私が一度、小さな子供と男性と車に乗る彼女を見かけ、

更に他人からも彼女が浮気をしているとのリークがあり、疑うようになりました。

私が家族連れの彼女を見かけただけでは、単なる人違いかなとも思えましたが、他人から他に男性がいるよ、結婚しているみたい、との情報を得て不安でたまらなくなりました。

彼女の自宅をいつまで経っても教えてもらえないのは、実家暮らしであり家族が沢山いるから、父親と母親が厳しく変わり者だから、と嘘をつかれ、納得をしていました。

探偵が彼女が働いているはずの職場を調べるとすぐに彼女は在籍していないと判明しましたし、探偵が彼女を尾行すると幸せな雰囲気のある新築マイホームに辿り着きました。

ホームの郵便受けには三人の名前が記されており、男性名の隣に彼女の名前が記され、その下に小さく女性名が記されていました。

探偵はすぐに彼女が女児を持つ既婚者であると調べ、私に報告をしました。

私は彼女が既婚者であると分かっただけで十分であり、調査を切り上げてもらいました。

一日のみの調査だったためもあり、調査料金は低額でした。

彼女の家に乗り込む気力も無く、旦那や家族に密告をする元気も無く、ただ彼女とは縁を切って終わりました。